ドイツ・ブンデスリーガは、今日にもバイエルン・ミュンヘンの6連覇が決定する可能性がある。その条件を整理しよう。

　絶対王者バイエルンは第27節まで消化して勝ち点66を獲得している。2位シャルケと勝ち点17差、3位ボルシア・ドルトムントと同18差という状況だ。

　今節優勝の条件は、まずシャルケが勝たないことだ。日本時間22時30分にキックオフとなる試合でシャルケがフライブルクに引き分けるか負けるかすると、バイエルンの優勝が決まる可能性が出てくる。

　バイエルンは日本時間4月1日1時30分キックオフのゲームで、ドルトムントとの「デア・クラシカー」で激突だ。この大一番でバイエルンが勝つと、シャルケが引き分けだったとしても2位との勝ち点差が19に開き、残り6試合での逆転は不可能となる。

　MF香川真司は、負傷の影響でこの試合も欠場する見込みだが、ドルトムントとしてはライバルに目の前で優勝を決められることは何としても避けたいはず。まずはシャルケの結果次第だが、大きなものが懸かった「デア・クラシカー」になるかもしれない。

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