HSVのキリアコス・パパドプーロス【写真:Getty Images】
ハンブルガーSVは、気持ちを切り替えて残留争いに臨めそうだ。DFキリアコス・パパドプーロスに処分を科さないことを発表している。
現在ブンデスリーガで最下位のハンブルガーSVは、成績以外にも問題を抱えている。17日に行われたヘルタ・ベルリン戦を落としたあと、出場機会がなかったパパドプーロスは不満を報道陣にぶちまけ、「なぜ起用されなかったのか理解できない」と、この試合からチームを指揮しているクリスティアン・ティッツ監督を公に非難した。
これを受けてハンブルガーSVは処分を科す可能性を示唆していたが、「彼は監督とチームメートに自分の行いを謝罪した」と発表。「土曜日に行われる重要なシュトゥットガルト戦でチームに帯同する」ことになる。
26歳のパパドプーロスは、今季のブンデスリーガで出場停止となった2試合を除いて全試合に出場していたが、前節ヘルタ戦だけは起用されなかった。
クラブ史で初の2部降格が現実味を帯びてきたハンブルガーSV。一致団結してこの苦境を越えられるだろうか。
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