バイエルンとの契約が今季で満了のアリエン・ロッベン【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属する元オランダ代表FWアリエン・ロッベンが、自身の去就に言及した。
現在34歳のロッベンは、現役引退の時に近づいている。今季でバイエルンでのプレーは9シーズン目。クラブとの契約は今年6月で満了となるが、未だ契約延長のオファーは届いていないようだ。
独紙『BR Sport』のインタビューに答えたロッベンは、現在の心境を語っている。これからどこでプレーするかもわからない今の状況は、本人にとっても気がかりなことであるようだ。
「現時点で将来のことは不安だ。僕はどうすればいいんだ。まだ決断できない。全てが頭の中にあって、異なる意見があるときは、常に全ての可能性について考えなければならない。でも現時点ではそうなっていない。だから決断を下すこともできないんだ」
選手としては晩年に近づいていることもあり、来季がキャリア最後の年となる可能性もある。それについては同選手も「最後の時は近づいている。正しい決断を下すことはいつだって難しい」と引退の時が迫っていることを認めている。
今季は公式戦27試合に出場し6ゴール10アシストを記録するなどまだまだ現役でやれる様子を見せているロッベンだが、契約延長問題を含め今後の去就に注目が集まりそうだ。
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