「メンタル面も技術も戦術も心配していない」
ACミランのクラレンス・セードルフ監督がホーム、ボローニャ戦の前日会見を行った。ブラジル代表MFロビーニョが負傷の影響で10日間プレーできないことを明かした指揮官は、ブラジル人指令塔カカも温存予定。
最近の試合で低調なパフォーマンスが続いているMF本田圭佑はナポリ戦欠場の理由となった胃腸炎と高熱から復活。中盤の人手不足により先発出場する可能性が高まっているが、セードルフ監督は「我慢が必要」と性急に結果を求めない意向を示している。
以下は質疑応答
――「あせらずにけがを治しなさい」と負傷離脱中のエルシャラウィーと話をしたようですね。
「選手との話し合いはとても重要なこと。エルシャラウィーは僕と一緒にプレーしていた。復帰すれば、きっといいプレーができる。クオリティーの高い選手だからね」
――ベルルスコーニ会長とガッリアーニ副会長と食事をしたようですが?
「とてもいい話し合いが出来た。いいフィーリングだ。チームをつくるのは時間のかかかることだ」
――フィジカルの心配は?
「360度、メンタル面も技術も戦術も心配していない。問題は戦術ではない。フィジカル、メンタル、自信を欠けば、やりたいサッカーはできない。チームは常に団結しなければならない。難しい時はチームが一丸とならなければ、乗り越えられない」
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