ザンクト・パウリの宮市亮【写真:Getty Images】
ドイツ2部のザンクト・パウリに所属するFW宮市亮は、公式戦復帰に向けて準備を整えつつある。独誌『キッカー』は宮市のコメントを伝えた。
これまでのキャリアを通して相次ぐ負傷に苦しめられてきた宮市。ザンクト・パウリでも昨年6月に右膝十字靱帯を断裂し、長期の離脱を強いられることになってしまった。
だが今年2月からはチーム練習に復帰し、試合に出場できるコンディションを取り戻すことを目指している。今月22日にはマインツとの練習試合に67分から途中出場し、久々の実戦を味わった。
「全て乗り越えることができました。今は良い感触です」と宮市は自身の現状についてコメント。「恐れや痛みもなくなり、大きなパワーを持つこと持つことができています」と話し、プレーできる状態が整いつつあることをうかがわせている。
ザンクト・パウリは現在ブンデスリーガ2部で11位に位置しているが、3部との入れ替え戦出場となる16位との差はわずか3ポイント。残留に向けたシーズン終盤戦で、宮市はチームの力となることができるだろうか。
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