マイアミにクラブを立ち上げるデイビッド・ベッカム氏【写真:Getty Images】
アメリカのマイアミで新クラブを立ち上げるデイビッド・ベッカム氏は、世界的な大物監督や大物選手を招くことを計画しているという。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
元イングランド代表のベッカム氏がオーナーの一人となる新クラブは、メジャーリーグサッカー(MLS)への新規参入が今年1月に承認された。2020年の正式参入を目指して準備を進めていくことになる。
ベッカム氏はMLSでチームを率いる初代監督として、イタリアの名将カルロ・アンチェロッティ氏の招へいを試みるつもりだと報じられている。ベッカム氏は現役時代の最後を過ごしたパリ・サンジェルマンでアンチェロッティ氏と仕事をした経験があり、現在も良好な関係にあるようだ。
アンチェロッティ氏はバイエルン・ミュンヘン監督を退任して以来フリーとなっている。他の候補としては、ベッカム氏とレアル・マドリーでチームメートだった現マドリー監督のジネディーヌ・ジダン氏や、元アメリカ代表監督のブルース・アレーナ氏の名前も挙げられている。
さらにベッカム氏のクラブは、エバートンの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーや、マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得することも検討しているという。ロサンゼルス・ギャラクシー加入が決定したFWズラタン・イブラヒモビッチに続いて、また新たなビッグネームがアメリカに渡る可能性もあるのだろうか。
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