アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシが「レアル・マドリーの練習場でプレーする」という珍しい光景は、幻に終わることになるかもしれない。
メッシも招集されているアルゼンチン代表は、現地時間27日にアトレティコ・マドリーの本拠地ワンダ・メトロポリターノでスペイン代表との国際親善試合を戦う。そのための練習場としては、レアル・マドリーの施設を使用することが決まっていた。
バルサのエースであるメッシが、宿敵マドリーの練習場でプレーする姿が見られるという点も注目を集めていた。だが軽い負傷のため23日のイタリア戦を欠場したメッシは、24日に行われたマドリードでの初練習にも参加しなかった。
メッシはホテルに残り、ジムでトレーニングを行っていたとのこと。アルゼンチン代表は25日、26日にもマドリー練習場で試合への準備を行うが、メッシが参加するかどうかは定かではない。
スペイン『マルカ』紙は、メッシがスペイン戦で「少なくとも45分間プレーすることが期待される」と述べている。だが一方で『アス』紙は、ホルヘ・サンパオリ監督はメッシに無理をさせず、欠場させる見通しだと伝えている。メッシをチームから解放する可能性もあるとされており、その場合はマドリー練習場に足を踏み入れることはないかもしれない。
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