コロンビア代表はフランス代表に逆転勝利【写真:Getty Images】
夏に行われるロシア・ワールドカップに向けて、現時点では欧州勢よりも南北アメリカ勢の方が優位に立っているのかもしれない。今週行われた国際親善試合では、アメリカ勢が「全勝」を飾った。
大会直前を除けばワールドカップ前の最後の本格的なテストの機会となる今回のインターナショナルウィーク。23日には大会出場国の多くが親善試合を行ったが、アメリカ大陸のチームは欧州のチームに対して7試合で全勝という一方的な結果を残している。
グループステージで日本代表と対戦するコロンビア代表は、アウェイでフランス代表と対戦。前半20分までに2点を奪われる展開から逆転に成功し、強豪国相手に3-2の勝利を収めた。
ブラジル代表はエースのFWネイマールを欠きながらも開催国ロシアに3-0の快勝。FWリオネル・メッシが欠場したアルゼンチン代表も、欧州予選で敗退に終わったイタリア代表に2-0の勝利を収めている。
ウルグアイ代表はチェコ代表に、ペルー代表はクロアチア代表にそれぞれ2-0の勝利。南米だけでなくCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)のチームも、メキシコ代表がアイスランド代表に3-0、コスタリカ代表がスコットランド代表に1-0の勝利を収めている。
ワールドカップでは2002年日韓大会でブラジルが優勝したのを最後に、2006年はイタリア、2010年はスペイン、2014年はドイツと欧州勢の優勝が続いている。ロシアではその情勢が変わる可能性もあるのだろうか。
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