ボルシア・ドルトムントの練習に参加したウサイン・ボルト氏【写真:Getty Images】
ドイツ1部のボルシア・ドルトムントの練習に参加した元陸上金メダリストのウサイン・ボルト氏は、23日の練習でゴールを決めるなど見事なプレーを披露した。ドイツ『Spox』など各国メディアが伝えている。
昨年の世界陸上を最後に現役を引退した「人類最速の男」ボルト氏は、かねてから関心を見せていたサッカー選手としてのプレーに本格的に挑戦する姿勢を見せている。その一環として、スポンサーによる繋がりのあるドルトムントでの練習参加が実現した。
22日に非公開の室内練習が行われたのに続いて、23日に行われた公開練習には約1400人のファンが集結。ボルト氏のプレーに注目が集まった。
ボルト氏はその期待に応えて確かな技術を披露し、若手DFダリオ・スクーデリに対して股抜きを成功させる場面も。さらにハーフコートで行われたゲーム形式の練習では、マリオ・ゲッツェからのクロスにヘディングで合わせてゴールを記録した。スペイン『アス』紙は「クリスティアーノ(・ロナウド)のようなゴール」と伝えている。
「良かったよ! 選手たちと一緒に楽しむことができた。みんなすごく歓迎してくれた」とボルト氏の練習後のコメントがドルトムントの公式ツイッターで伝えられている。
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