日本代表キャプテンの長谷部誠はマリに「完全にやられた」と語った【写真:Getty Images】
現地時間23日、日本代表は国際親善試合でマリ代表と対戦して1-1で引き分けた。
前半からチャンスこそ作った日本だが、決めきれないままマリに先制を許す。前半終了間際の44分、DF宇賀神友弥が与えたPKをアブドゥライ・ディアビが冷静にゴールへ蹴り込んだ。
後半もチャンスを逃し続けた日本だったが、後半アディショナルタイムの94分に途中出場のFW中島翔哉が同点ゴール。なんとか引き分けに持ち込み敗戦を逃れた。ワールドカップ本大会でのセネガル代表戦を意識した一戦は、課題残る一戦となった。
先発出場したキャプテンのMF長谷部誠も、試合直後のインタビューで「今日に関して言えば、個々の能力も組織としても修正しなければいけない点がたくさんある。マリの個人技、チームとしても個の局面でも完全にやられたと思う」と、土壇場でのドローが敗戦と同等であることを認めた。
新しい選手も試しながらの戦いとなったが、ワールドカップまで残り3ヶ月という段階で「今日の試合を見て分かる通り、このままでは厳しい戦いが続くと思います」と語る長谷部。今回の欧州遠征では27日にも試合が残されており、挽回するチャンスがある。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からの信頼も厚いキャプテンは「次のウクライナ戦があるので修正していいゲームを見せられるようにやっていきたいです」とパフォーマンスの向上を誓った。
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