なでしこジャパン【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は23日、女子のFIFA世界ランキングを発表した。
女子日本代表(なでしこジャパン)は、昨年12月に発表された前回ランキングの9位から2ランクダウンして11位となった。トップ10圏外となったのは2007年以来11年ぶりのことだ。
なでしこジャパンは先月末から今月はじめにかけてポルトガルで行われたアルガルベカップ2018に出場し、初戦ではオランダに2-6で大敗。アイスランド、デンマークには連勝してグループ2位となったが、順位決定戦でカナダに敗れて6位に終わった。
2011年女子ワールドカップで優勝を飾ったなでしこジャパンは、最高で世界ランキング3位にまで浮上。2015年大会でも準優勝の成績を残したが、その後は2016年リオデジャネイロ五輪の出場を逃すなど苦戦が続いている。
ランキング1位は前回と変わらずアメリカ。イングランドが史上最高の2位に浮上した。来月行われる、2019年女子ワールドカップ予選を兼ねたAFC女子アジアカップ2018でなでしこジャパンと対戦するオーストラリアがアジア最高位の6位。北朝鮮が10位に浮上し、日本はアジアで3番手となっている。
最新の女子FIFAランキングの上位は以下の通り(括弧内は前回順位)。
1. アメリカ(1)
2. イングランド(3)
3. ドイツ(2)
4. カナダ(5)
5. フランス(6)
6. オーストラリア(4)
7. オランダ(7)
8. ブラジル(8)
9. スウェーデン(10)
10. 北朝鮮(11)
11. 日本(9)
12. スペイン(13)
13. デンマーク(12)
14. ノルウェー(14)
15. イタリア(17)
16. 韓国(14)
17. 中国(16)
18. スイス(17)
19. アイスランド(20)
20. ニュージーランド(19)
【了】