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ドルトムント親善大使、香川の代表招集外は「残念なこと」。中島翔哉獲得の噂には…

text by 編集部 photo by Editorial Staff

カール=ハインツ・リードレ
ドルトムント親善大使を務めるカール=ハインツ・リードレ氏【写真:フットボールチャンネル編集部】

 ドルトムントの親善大使を務めるカール=ハインツ・リードレ氏がフットボールチャンネルの取材に答え、日本代表招集外となった香川真司について自身の見解を述べた。

 元ドイツ代表のリードレ氏は現役時代にブレーメン、ラツィオ、リバプールなどに在籍。ドルトムントでは1993/94シーズンから4年間プレーした。

 現在は負傷によって戦線を離脱している香川だが、クラブ内でも高い評価を得ているとリードレ氏は語っている。

「マンチェスター・ユナイテッドから帰ってきてからは難しい時期が続いているが、今季は(ペーター・ボス前監督から)ピーター・シュテーガー監督に代わってからはパフォーマンスが良くなった。ゴールを決めるだけではなく、アシストも決めている。怪我はしているが、クラブのマネジメント、監督、コーチも満足している」

 マリ代表、ウクライナ代表と対戦する日本代表メンバーには負傷によって選出されておらず、「シンジが選ばれていないのは残念なことだ」と述べたリードレ氏。

 負傷ではないにもかかわらず11月のブラジル戦、ベルギー戦で招集外となったことについては、「日本代表のチームや監督のことは詳しく分からないが、以前のブラジル戦でも選ばれていないのは不可解だ」と香川の日本代表復帰に期待を寄せた。

 ドルトムントは、ポルトガル1部のポルティモネンセに所属する日本代表MF中島翔哉を獲得するのではと報じられている。リードレ氏は「噂についてはっきりと答えることはできない」と前置きして明言は避けつつも、将来的に香川に続く日本人選手がドルトムントでプレーすること可能性は高いと答えた。

「ドルトムントにとっては非常に良い経験がある。それは香川がJ2からドルトムントに移籍して活躍し、ブンデスリーガにもたくさん日本人選手が在籍していることだ。そういったことを考えれば、(今後日本人選手がドルトムントに移籍することは)全くない話ではないと思う」

【了】

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