スペイン代表のジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケが、レアル・マドリーの一部選手とグループチャットを楽しんでいることを明かした。
スペインを代表する2チームのバルセロナとレアル・マドリーは、永遠のライバルとして知られている。ただ、ピッチを離れれば選手同士の関係は特別なものではなくなるのかもしれない。
プロアスリートが自身の言葉を伝えるメディア『ザ・プレイヤーズ・トリビューン』で、ピケが次のようにつづった。
「WhatsApp(日本におけるLINEのようなアプリ)でサッカー選手がそれぞれのグループをつくっていることはみんな知っていると思う。僕は友達とのグループ、バルサのチームメートのグループに入っているけど、もう一つはみんなを驚かせるかもしれないね」
「今季の序盤、レアル・マドリーとの勝ち点差が8か9になったときにスペイン代表でプレーするレアル・マドリーとバルセロナの選手で特別なグループをつくったんだ」
「メディアに言わせれば、僕たちはもう一方を憎んでいる。でも、実際はとてもうまくいっているよ」
もちろん、そのグループ内ではライバルらしいやりとりがあるという。
「子供のように盛り上がるよ。特に今は僕たちがレアル・マドリーと勝ち点15差だから、こちらがテンション高めだね。昨季はレアル・マドリーの選手が全てを勝ち取った。代表に行くと彼らが上機嫌で、そんな話ばかりだったんだ」
代表チームで戦う仲間だからこそ、多少のジョークは問題ないとピケは語る。
「僕たちはお互いのクラブを憎んでいるかもしれない。でも、同じ夢を持って、同じ国のためにプレーしている。それは僕がとても誇らしく思っていることだね」。
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