サマーラのスタジアム建設の様子(写真は2017年8月)【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は、ロシアワールドカップの会場の一つであるサマーラのスタジアムの整備が遅れていることを明かした。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
大会ディレクターを務めるコリン・スミス氏は「多くの進歩があったが、依然として遅れがあることは明白だ」とコメント。時間どおりに準備を進めるためには「膨大な作業量が必要」だと話した。
FIFAはロシアワールドカップの準備のため、4月中にスタジアムの整備を終えることを要求していた。しかし、これに間に合わない可能性が高まっているようだ。
会場の整備を担当している会社は昨年8月の時点で、「サマーラ・アリーナの作業は予定より30日遅れている」と語っていた。その遅れを取り戻すためにスケジュールが組み直されたが、十分ではなかったようだ。
サマーラで行われるワールドカップ最初の試合は、6月17日のコスタリカ対セルビア。日本の試合は開催されないが、同じグループHの最終節セネガル対コロンビアが、この会場で行われる予定だ。
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