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柴崎岳、ヘタフェで経験積み成長を実感「前よりもプレーの幅が広がった」

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
日本代表の柴崎岳【写真:Getty Images】

 日本代表は21日、マリ代表戦、ウクライナ代表戦に向けて練習を行った。

 ヘタフェに所属する柴崎岳は今季リーグ戦18試合に出場し1得点を決めている。久しぶりの代表招集となったが「怪我もありましたし、そこから回復してこういった場所に戻ってきた。これからだと思っています。マリ戦とウクライナ戦が5月の前の最後の合宿になるので、非常に重要な試合になると認識しています。監督はもちろんチームのことを考えていますし、自分のやりたいサッカーや理想のチームにするために、どういった選手を入れようかという部分だと思っているので、求められていることをしっかりと試合で表現したいなと思っています。プラスアルファで自分の特徴も出しながら、結果として残したいと思っていますし、競争もあるのでどこのポジションでも一緒ですけど、そういった競争から抜け出せる様に個人としてもやっていきたいと思います」と意気込みを語っている。

 ヘタフェで試合に出て経験を積んでいるが「前よりもプレーの幅が広がってきていると思います。より自陣ゴール前から相手ゴール前までのプレーの選択肢も増えていますし、アイデアも持っていると思います。徐々に運動量も上がって来ていると思うので、そういったものを披露できたらいいなと思っています」と話し、成長を実感していることを明かした。

 ロシアワールドカップで出場するために、生き残りをかけた戦いに臨むことになるが「課題というかどれだけ監督の言っていることを実行できるかというのはカギになるかなと思います。それは監督の指示を鵜呑みにするという意味ではなくて、難しいですけど、そこはチームとして掲げているスタイルでもあるので。違った判断が必要なときもありますが、基本的にはメンバーに残るためにはそういったことをやる必要はあると思います」と語っている。

 (取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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