レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは、今季のリーガエスパニョーラで2回のハットトリックを記録し、リーグ戦通算34回となった。これはリーガのみならず、欧州の主要6大リーグでも単独1位となる記録だという。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
今季前半戦はゴール欠乏症に苦しみ、わずか4得点で折り返したC・ロナウドだが、年明け以降は劇的に復調。2月10日のレアル・ソシエダ戦では今季初のハットトリックを達成した。さらに今月18日に行われたジローナ戦では1試合で4ゴールを叩き込んだ。
C・ロナウドにとってはリーガで34回目のハットトリックだった。バルセロナのFWリオネル・メッシ(28回)を引き離し、リーグ歴代1位の記録をさらに更新している。
1960年代から70年代にかけてバイエルン・ミュンヘンで活躍した「爆撃機」ことゲルト・ミュラー氏はブンデスリーガで通算32回のハットトリックを記録していたが、C・ロナウドは今季その記録を上回った。
その他のリーグでの最多記録は、C・ロナウドやメッシ、ミュラー氏に遠く及ばない。イングランド・プレミアリーグでは、ニューカッスルなどで活躍したアラン・シアラー氏が11回という記録を保持している。
イタリア・セリエAでは戦前にジュゼッペ・メアッツァ氏が記録した15回が最多。フランス・リーグアンではズラタン・イブラヒモビッチの7回、ポルトガル1部ではマリオ・ジャルデウ氏の12回がハットトリック数の最多記録となっている。
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