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「守備的で期待外れ」、消極的だったマンUに現地識者から厳しい声。マタも香川と同様の問題抱える

マンチェスター・ユナイテッドは12日、プレミアリーグ第26節で2位アーセナルと敵地で対戦し、0-0で引き分けた。今季7度目のベンチ外となった香川は、5戦連続で欠場が続いている。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Marc Morris / Kaz Photography

「総合的に見ても、守備は良かったし、結果には満足している」

 マンチェスター・ユナイテッドは12日、プレミアリーグ第26節で2位アーセナルと敵地で対戦し、0-0で引き分けた。今季7度目のベンチ外となった香川は、5戦連続で欠場が続いている。

「守備的で期待外れ」、消極的だったマンUに現地識者から厳しい声。マタも香川と同様の問題抱える
ロビン・ファン・ペルシー【写真:Marc Morris / Kaz Photography】

 前節に続き4-2-3-1の布陣で臨んだユナイテッドは、オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーをワントップ、イングランド代表FWルーニーをトップ下、スペイン代表MFマタを左MF、エクアドル代表MFバレンシアを右MFに置いて臨んだ。バレンシア以外の3人は3戦連続で攻撃的位置に固定されたが、チームは同3試合とも未勝利に終わっている。

モイーズ監督は試合後、次のように話した。

「今回も接戦だったし、互いに好機を作ったが、引き分けに終わった。我々は試合を通して相手のスペースを消し、いい守備を見せる必要があった。総合的に見ても、守備は良かったし、結果には満足している。

 できれば勝ち点3を取りたかったが、首位争いをしているアーセナルは調子がいいし、引き分けは悪くない結果だ。ファン・ペルシーとルーニーの連携は今後も良くなると思う。4位でシーズンを終えることが我々の目標」

 BBCのプレミアリーグ・ハイライト番組「マッチオブザデイ」と、試合をライブで放映したBTスポーツの解説者らは以下のように試合を分析した。

――BBC、アラン・ハンセン氏(元リバプールDF/スコットランド代表)

「両チームとも勝ちに行くと言うより、負けないように臨んでいたのが結果に反映された。試合は共に守備的だったし、ワントップ以外の選手たちが守備的な位置でプレーしていた。アーセナルは前節にリバプールに大敗を喫していたし、ユナイテッドも不調気味だったため、共に負けたくないという試合だった。両チームとも勝ち点1に落ち着いた」

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