バイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンはポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの放出を検討していないようだ。
バイエルンのエースであるレバンドフスキは、レアル・マドリーへの移籍で既にクラブと基本合意を済ませ、来夏に2年の契約で加入する可能性があると報道されていた。
しかし独紙『キッカー』はそれを否定。バイエルンとマドリーの間に接触は一切なく、そもそもレバンドフスキを売却する意図はクラブ側にはないようだ。
一方、同紙はそれには例外があるとも伝えている。それは、同選手の獲得のために1億ユーロ(約130億円)を超えるオファーが届いた場合には交渉に応じるというもの。実際に、マドリーはレバンドフスキ獲得のために1億5000万ユーロ(約197億円)の移籍金を支払う意思があるとも伝えられているうえ、他にも同選手の獲得に興味を示しているマンチェスター・ユナイテッドも高額の移籍金を準備している可能性は十分に考えられる。
今季はブンデスリーガで23得点をマークしているレバンドフスキは、得点ランキングでは2位と10得点差をつける首位を維持している。バイエルンにとって絶対的エースの放出はかなりの痛手となることが予想されるため、今後獲得に興味を示すクラブが条件となる1億ユーロを超えるオファーを出すかどうかは注目するべきポイントとなりそうだ。
【了】