インテルのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
インテルのFWマウロ・イカルディは、現地時間18日に行われたセリエA第29節のサンプドリア戦で4ゴールを記録し、セリエAで通算103ゴールとなった。歴代6位の若さでのセリエA通算100ゴール達成となる。
今季前半には順調にゴールを重ね、1月5日のフィオレンティーナ戦でリーグ通算「99点目」を決めていたイカルディだが、そこからチームの不振や負傷欠場などで71日間にわたって沈黙。しかし古巣相手のサンプドリア戦ではそのうっ憤を晴らすように爆発し、一気に100ゴールの大台を突破した。
イカルディは2012/13シーズンにサンプドリアで10得点。その翌年に移籍したインテルでの5シーズン弱で計93ゴールを重ねてきた。イタリア『スカイ・スポーツ』などが伝えたデータによれば、25歳27日でのセリエA通算100ゴール達成は歴代6位の若さとなった。
最年少記録は23歳32日で100ゴールを達成したインテルのレジェンド、ジュゼッペ・メアッツァ氏。2位以降にはシルヴィオ・ピオラ氏、ジャンピエロ・ボニペルティ氏、フェリーチェ・ボレル氏、ジョゼ・アルタフィーニ氏といずれも伝説的な選手たちが続いている。1963年に100ゴールに到達したアルタフィーニ氏以来、最近55年間ではイカルディが最年少記録となる。
一方、イカルディは100ゴール達成のために182試合を要しており、これは過去30年間で7番目。現ユベントスのゴンサロ・イグアインが153試合で100ゴールを記録し、近年では最速記録となっている。
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