アトレティコ・マドリーのヤン・オブラク【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクの獲得をめぐり、アーセナルやリバプールなどが争うことになるかもしれない。スペイン紙『アス』が伝えている。
現在25歳のオブラクは2014年にベンフィカからアトレティコに加入。不動の守護神として活躍し、今季リーガエスパニョーラではここまで全28試合にフル出場してわずか12失点という堅守を誇っている。
アトレティコとは2021年までの契約を結んでおり、1億ユーロ(約130億円)という高額な契約解除金が設定されている。だが『アス』紙によれば、アーセナルにはこの金額を支払う意志があるとみられている。
守護神ペトル・チェフが今季終了後に36歳となるアーセナルには、長期的な後継者が必要となりそうだ。一方、シモン・ミニョレとロリス・カリウスがいずれも十分な活躍を見せられていないと評されるリバプールや、パリ・サンジェルマンもオブラクの獲得を争うと予想されている。
GKの選手の移籍金は、ジャンルイジ・ブッフォンが2001年にパルマからユベントスへ移籍した際の5200万ユーロ(約67億8000万円)が歴代最高額となっている。17年ぶりにその記録が更新され、史上最高額のGKが誕生することになるのだろうか。
【了】