ミランのハカン・チャルハノール【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦2ndレグの試合が現地時間15日に行われ、アーセナルがミランを下して準々決勝進出を決めた。だがミラン側からは判定への不満の声が挙がっている。
アウェイでの1stレグに2-0の勝利を収めていたアーセナルは、ホームではミランのMFハカン・チャルハノールに先制点を許したが、直後にPKを獲得。これをFWダニー・ウェルベックが決めて同点とすると、後半にも2点を加えて3-1で勝利し、2試合合計5-1で勝ち進んだ。
だが、ウェルベックがDFリカルド・ロドリゲスに倒されたとして与えられたPKの判定には疑問の声も強い。チャルハノールはクラブ公式の『ミランTV』で、「審判がマンオブザマッチだった。絶対に忘れることはないだろう」と語った。
「信じられないようなゴールを許してしまった。ELであんな場面を目にするのは普通のことではない。リカルド・ロドリゲスは相手に触ってもいなかったが、主審にとってはPKだった。あの出来事で試合が変わったのは明らかだ」とミランの10番は主張している。
一方でミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、誤審だったという考えを述べながらも不満を表すことは抑えた。「選手たちもミスをする。審判もミスをすることはある。今夜のジャッジについて何も言いたくはない。言い訳を探すべきではない」と伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが試合後の指揮官のコメントを伝えた。
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