チェルシーで不仲にあったアントニオ・コンテ監督(左)とFWジエゴ・コスタ(右)【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタのSNSの投稿が物議を醸している。
14日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、チェルシーはアウェイでバルセロナと対戦。FWリオネル・メッシの2ゴール1アシストで0-3の完敗を喫し、2戦合計スコア1-4でCLベスト16敗退となった。
一方、昨夏までチェルシーに3シーズン在籍していたD・コスタもこの試合を観戦していたようで、試合前にはインスタグラムのストーリー機能を用いて古巣のフォーメーション図を投稿していた。しかし、その中で監督として表記されていたアントニオ・コンテ監督の名前が白で塗りつぶされており、これが両者の不仲を強調するものとして話題となっている。
D・コスタは昨夏、コンテ監督から戦力外通告を受けたことで移籍先を模索。プレシーズン時は無断でチームを離れ、ブラジルで自主トレーニングをするなど問題ある行動を起こしていた。退団が決まる前には、今回と同じようにインスタグラムでアトレティコのユニフォームを着た自分の動画をライブ配信し、「コンテによろしく」というメッセージまで付け加えられていた。
その後D・コスタは、かつて大活躍を果たしたアトレティコ・マドリーへの復帰を決めた。FIFAによる補強禁止処分が明けた1月以降はスタメンで起用されることが多く、現在はリーグ戦で3ゴールをマークしている。
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