ドルトムントにレンタル移籍中のミチ・バチュアイ【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは、FWミチ・バチュアイを完全移籍で獲得するために大金が必要となるようだ。ドイツ『ビルト』が伝えている。
バチュアイはチェルシーで出場機会に恵まれず、今冬の移籍市場でドルトムントにレンタル移籍した。ドルトムントでは加入直後から活躍しており、このまま活躍を続ければ、完全移籍に動きたいところだ。
しかし、ドルトムントはレンタル時に完全移籍のオプションをつけておらず、獲得には大金が必要になるという。『ビルト』によると、チェルシーに6000万ユーロ(約80億円)を支払う必要があるとのことだ。
ドルトムントにとって、クラブレコードの補強は2016年に獲得したFWアンドレ・シュールレで3000万ユーロ。バチュアイはその倍額ということになる。
FWピエール=エメリク・オーバメヤンをアーセナルに放出した移籍金があるとはいっても、6000万ユーロは高額。ドルトムントでの活躍を受けて、バチュアイ放出の意思があるというチェルシーは売値を上げることもあり得る。ドルトムントは完全移籍オプションを付けなかったことを後悔しているかもしれない。
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