元リバプールのジェイミー・キャラガー氏【写真:Getty Images】
リバプールのレジェンドであり元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏は、14歳の少女の顔面に向けて唾を吐きかけたとして批判を受け謝罪を行った。英紙『ミラー』などが伝えている。
英『スカイ・スポーツ』で解説者を務めるキャラガー氏は、現地時間9日に行われたプレミアリーグ第30節のマンチェスター・ユナイテッド対リバプール戦で解説を行った。その後、車でスタジアムを離れる際に、路上で隣り合わせた車との間でトラブルが起こった。
試合を観戦に訪れていたユナイテッドファンの男性が、路上でキャラガー氏を見つけて何らかの声をかけたようだ。キャラガー氏は運転席のウインドウを開けて対応したが、その後、右隣を徐行する男性の車に向けて思い切りよく唾を吐きかけた様子が映像に捉えられている。
男性の車は左側の助手席のウインドウを開けていたため、キャラガー氏の吐きかけた唾は、助手席に座っていた娘にかかってしまった。14歳の少女は、唾が顔にかかったとして泣き出したとされている。
キャラガー氏はその翌日に親子に電話をかけ謝罪したとのことだ。唾を吐きかけたのは、古巣リバプールが敗れたことについて男性から声をかけられて腹を立てたためであり、それ以前にも何度か別のファンから同じようなことを言われて苛立っていたと説明している。
「完全に我を忘れてしまった。家族に個人的に電話をして謝罪した。路上で3回か4回映像を撮られながら煽られ、かっとなってしまった。言い訳はできない。謝罪する」とキャラガー氏はSNSで謝罪の言葉を述べている。
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