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香川真司不在のドルトムントが粘り勝ち。AT被弾で追いつかれるもAT弾返し

text by 編集部 photo by Getty Images

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ドルトムントがフランクフルトに勝利【写真:Getty Images】

【ボルシア・ドルトムント 3-2 フランクフルト ブンデスリーガ第26節】

 現地時間11日に行われたブンデスリーガ第26節のボルシア・ドルトムント対フランクフルトは、3-2でホームのドルトムントが勝利した。ドルトムントの香川真司は負傷離脱中。フランクフルトの長谷部誠はフル出場している。

 香川を負傷で欠くドルトムントは、バチュアイやゲッツェ、シャヒンをベンチに置いてスタート。立ち上がりはプリシッチが目立ち、右から質の高いクロスを供給した。

 すると11分に先制点が決まる。右サイドのプリシッチがフリーでパスを受けて反対サイドにクロスを出すと、ロイスの前でこのボールに触った相手DFルスのオウンゴールとなり、リードを奪った。

 しかし、その後は押し込んでも追加点を奪えず、なかなかリードを広げられない。すると75分、セットプレーで同点弾を決められてしまった。

 だが、ドルトムントはすぐに反応する。62分からピッチに立っているバチュアイが、プリシッチとのコンビネーションでフリーとなってシュートを決め、勝ち越した。

 それでも勝負は決まらなかった。諦めないフランクフルトは後半アディショナルタイム、右サイドからダ・コスタがグラウンダーのクロスを入れてブルームがゴール。土壇場で同点に追いつく。

 だが、この日はドルトムントに粘りがあった。後半アディショナルタイムの4分、ロイスのクロスはゴール前で跳ね返されたが、ピシュチェクが入れ直すとバチュアイがコントロール。素早く反転して左足のボレーシュートを放ち、ドルトムントが再びリードを手にして、3-2の勝利を収めた。

 好調フランクフルトに勝利したドルトムントは、3位を維持している。

【得点者】
11分 1-0 オウンゴール(ドルトムント)
75分 1-1 ヨビッチ(フランクフルト)
77分 2-1 バチュアイ(ドルトムント)
90+1分 2-2 ブルーム(フランクフルト)
90+4分 3-2 バチュアイ(ドルトムント)

【了】

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