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酒井高徳主将のHSV、バイエルン戦が苦手すぎる…アウェイ8戦で平均6失点以上

text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルン・ミュンヘン
バイエルン・ミュンヘン、またもハンブルガーSVに大勝【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ第26節の試合が現地時間の10日に行われ、バイエルン・ミュンヘンがハンブルガーSV(HSV)に6-0の大勝を飾った。

 2位に大差をつけて首位を走るバイエルンと、降格圏の17位に沈むHSVの対戦は、その力の差がはっきりと表れるスコアとなった。FWロベルト・レバンドフスキが3点とMFフランク・リベリが2点、FWアリエン・ロッベンが1点を奪ってドイツ王者が完勝を収めている。

 ブンデスリーガで最多の27回優勝を誇り、現在5連覇中と国内で絶対的な力を見せているバイエルンは、ほぼ全ての対戦相手に対して圧倒的な戦績を残している。だがここ数年、特にHSVに対しては抜群に相性が良い。

 この日の勝利により、バイエルンはHSVとのリーグ戦最近19試合で16勝3分け。2009年9月のアウェイゲーム以来敗れていない。

 特にバイエルンのホームでの対戦では、大差での勝利がここのところ毎年恒例となっている。最近8試合で奪ったゴール数は実に50点に達し、1試合平均6点以上という異常な数字。2012/13シーズンには「9-2」の記録的勝利を収めたほか、「8-0」という試合も2回あった。8試合中7試合で5点以上の差をつけている。

 DF酒井高徳がキャプテンを務めるHSVは、残り8試合で残留ラインとの差が7ポイントと苦しい状況にある。このままでは、1963年のブンデスリーガ発足以来全てのシーズンを1部で戦ってきた唯一のチームというステータスがついに失われてしまうかもしれない。

【了】

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