サンフレッチェ広島の川辺駿【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第3節が10日に行われ、サンフレッチェ広島は鹿島アントラーズに1-0で勝利した。
51分、川辺駿が右サイドから単独突破を図る。折り返しは味方に届かなかったが、相手のパスをカットした和田拓也のゴールで広島が先制。試合後、川辺は「俺が仕掛けないと相手は思っていたのでは」と振り返る。さらに、「浦和戦に続いてゴールに向かう姿勢がチームの得点に繋がったのはいいこと」と話した。
チームは開幕3連勝を達成したが、川辺は自身の課題を口にする。
「前半は特に、何回もチャンスがあった。そういうところで自分や前線の選手が決め切れれば、もっと楽な展開になったと思う」
この日も攻撃面で存在感を示したが、相手と交錯して左足首を痛め、84分に交代となった。状態が心配されるが、本人は「大丈夫」と述べている。
次節の対戦相手は、期限付き移籍で3シーズン在籍したジュビロ磐田だ。
「(磐田で)やっていた身として、あれだけセットプレーで点が入ればチームにとって楽だなと感じていたので、そういうシーンを作らせないようにしないといけない」
広島の背番号36は、磐田の武器を警戒していた。
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