ボルシア・ドルトムントのマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは9日、ドイツ代表MFマルコ・ロイスとの契約を2023年まで延長することが合意に達したと発表を行った。
ロイスは2012年にボルシア・メンヒェングラッドバッハからドルトムントに加入。負傷に苦しみながらも主力として活躍し、6シーズンで公式戦194試合に出場して92ゴールを記録してきた。
昨季からの負傷により長期離脱を強いられていたが、先月10日のハンブルガーSVで259日ぶりに戦列復帰。ブンデスリーガの最近3試合連続でゴールを決めるなど復調の気配を見せ、ドイツ代表としてのロシア・ワールドカップ出場も目指している。
以前の契約は2019年夏までの残り1年あまりとなり、トッテナムなどプレミアリーグのクラブが獲得に関心を示しているとも噂されていた。だが4年間の契約延長が合意に達し、当面は移籍の可能性は低くなりそうだ。
「過去には世界の最高クラスのクラブからのオファーもあったが、契約延長を決めてくれたことを嬉しく思う」とハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOはコメント。ロイス自身は「完璧ではない時期にクラブが何度も助けてくれたことも決断に影響した」と、負傷続きの状況の中で受けたサポートへの感謝を述べている。
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