リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督への敬意を忘れない。英紙『ガーディアン』が伝えた。
モウリーニョ監督は、守備的な戦術で批判の対象になることが少なくない。だが、クロップ監督はそれも勝利への手段の一つとして尊重すべきだと考えているようだ
「みんながどういうことを言っているかは知っている。ただ、全ては勝つためだ。サッカーの試合で勝つには、さまざまな方法がある。ただ、近年の我々の歴史は少し違う。ここ数シーズンで、マンチェスター・ユナイテッドは我々よりも成功を収めた。それが真実だ。我々はリスペクトしなければいけない」
10日のユナイテッド戦では、もちろん守備も大事だ。
「守らなければいけないなら、自分たちのあらゆる力を注いで守る。ユナイテッドが攻めてきたら、私は全員が守備に関与してほしい。誰かがそれを『バスを停める』というなら、それで構わない。最終的にポジティブな結果を得ることが大事だ」
マンチェスター・シティに次ぐ攻撃力(67得点)のリバプールと、マンチェスター・シティに次ぐ守備力(22失点)のユナイテッドの直接対決。どちらに軍配があがるだろうか。
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