ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督【写真:Getty Images】
マッシミリアーノ・アッレグリ監督指揮下のユベントスがチャンピオンズリーグ(CL)で強さを見せている。
7日、ユベントスはCL決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合を行い、アウェイでトッテナムと対戦。39分にFWソン・フンミンにゴールを決められ窮地に立たされるも、64分にFWゴンサロ・イグアイン、その3分後にFWパウロ・ディバラがゴールを決め逆転に成功し2-1で勝利した。2戦合計スコアは4-3となり、ユベントスが準々決勝に駒を進めた。
ホームとアウェイの2試合で決着をつけるCLの決勝トーナメント。2014年からアッレグリ監督に率いられているユベントスは、そのレギュレーションの中でしっかりと結果を残している。
唯一アッレグリ監督のユベントスが、この“2戦合計”のスコアが勝敗を決するルールの中で敗退したのは、2015/16シーズンの決勝トーナメント1回戦のバイエルン・ミュンヘン戦。2戦合計4-4で延長戦に突入したユベントスは、最終的にそこで2得点を奪われ、死闘の末に敗退した。その他、2014/15シーズン、2016/17シーズンは順当に決勝まで進み、それぞれスペインのバルセロナとレアル・マドリーに敗北している。
ホームで2-2の引き分けを演じていたユベントスにとって、今回のトッテナム戦は厳しい戦いが予想されていたものの、最終的には逆転勝利という形でベスト8進出を達せしている。第1戦での修正点を次の第2戦で活かすことのできるこのCLの決勝トーナメントだからこそ、緻密な戦術家としても知られるアッレグリ監督のユベントスは強さを発揮できているのかもしれない。
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