パリ・サンジェルマンのサポーター(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
現地時間6日にチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦に臨むレアル・マドリーだが、アウェイのパリで相手サポーターの手荒い歓迎を受けた。スペイン『EFE通信』などが伝えている。
6日に行われるCL決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合に向け、マドリーは前日に現地入り。だが、一部のPSGサポーターが「フェアプレー」とは程遠い形で相手チームを迎え入れることになってしまった。
PSGの本拠地パルク・デ・プランスで記者会見と前日練習を行ったあと、チームが宿泊するホテルへと向かうと、PSGの熱狂的サポーターの一団がチームバスを待ち構えていた。マドリーを罵倒する言葉が書かれた横断幕を掲げ、発煙筒などを焚いて敵意をむき出しにしていたようだ。
さらにサポーターたちは、マドリーの選手たちの安眠も妨害しようとした。深夜1時半頃にもホテルの前で爆竹などによる騒音を引き起こしていた様子がカメラに捉えられている。駆けつけた警察のパトカーのサイレンの音も、マドリーの選手たちの睡眠を阻む結果となったかもしれない。一連の騒動でサポーター2名が逮捕されたと伝えられている。
ホームでの1stレグに3-1の勝利を収めているマドリーは、スコア的にはやや有利と言える状況で2ndレグに臨む。選手たちは万全の状態で試合を迎え、準々決勝進出を決めることができるだろうか。
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