シメオネも脱帽するバルセロナのFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、バルセロナとの一戦を振り返った。
アトレティコは4日、アウェイで首位バルセロナと対戦し0-1で敗北。後半はより攻撃的な姿勢で臨んだことで得点の予感を見せたものの、前半の低調な滑り出しの中で相手のエースFWリオネル・メッシに先制点を決められたことが大きく響く結果となった。
これにより、首位との勝ち点差が8と再び大きく開いてしまったアトレティコ。しかしシメオネ監督は「彼らとの結果はいつも妥当なもので、我々は力が及んでいないわけではない。だから私は感覚的にはいいものを得ている」と楽観的な意見を語っている。
一方で、この試合を決定づけたのは好調維持するメッシの存在であることも確か。シメオネ監督も、その手のつけようのなさには脱帽している。
「私は自分自身にするように、チームには常に要求している。それが、我々が立ち止まらないための方法であり、こうして6年もやってきた。もしメッシからバルセロナのユニフォームを脱がせてアトレティコのものを着せたら、我々が1-0で勝つだろう」
シメオネ監督は2011年にクラブの監督に就任して以降、カンプ・ノウで勝利をしたことがない。そこには常にバルセロナのエースとして君臨してきたメッシという存在が立ちはだかってきた。
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