プレミアリーグ優勝に迫るマンチェスター・シティ【写真:Getty Images】
プレミアリーグで首位を快走するマンチェスター・シティは、このままいけば6つの「新記録」を樹立して優勝を飾ることができるかもしれない。英『スカイ・スポーツ』によるデータをスペイン紙『アス』が紹介している。
シティは現地時間4日に行われた第29節の試合でチェルシーと対戦し、1-0で勝利を収めた。これまでわずか1敗しかせず、25勝3分けという圧倒的な成績で首位を走っている。
現時点で勝ち点78を獲得しているシティは、このペースを維持すれば勝ち点102に到達する計算となる。2004/05シーズンにチェルシーが達成した「勝ち点95」の最多記録を大きく上回る数字だ。
また、プレミアリーグの年間最多勝利数は昨季のチェルシーが記録した30勝。シティは残り9試合で6勝すれば上回ることができる。
2009/10シーズンのチェルシーは「103得点」と「得失点差+71」というリーグ記録を樹立した。現在83得点20失点(得失点差+63)のシティは、このままのペースなら110得点、得失点差+83に到達することができる。
優勝チームと2位チームの勝ち点差は、1999/2000シーズンにマンチェスター・ユナイテッドがアーセナルを18ポイント引き離したのが最多。現在2位リバプールに18ポイント、1試合を多く残す3位ユナイテッドに19ポイントの差をつけているシティがこれを上回る可能性は十分にある。
最後に、シティはプレミアリーグの「史上最速優勝」も達成できるかもしれない。2000/01シーズンのユナイテッドが5試合を残して優勝したのが過去最速だが、シティがこのまま勝ち続ければ、4月7日のユナイテッドとのダービーマッチに勝利した時点で6試合を残して優勝を決められる可能性がある。
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