アトレティコ・マドリー戦でFKゴールを決めたリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシは、現地時間4日に行われたアトレティコ・マドリー戦でのゴールにより、リーガエスパニョーラでは過去30年間で初めてという記録を達成した。
リーガ首位を走るバルサは、優勝争いの直接のライバルとなる2位アトレティコとホームで対戦。前半26分、ゴール正面やや右からのFKを獲得すると、壁の上を越えたメッシのシュートが決まって先制した。これが決勝点となり、バルサは1-0の勝利を収めている。
メッシはリーガで3試合連続ゴールとなったが、いずれの試合も直接FKからゴールを決めている。先月24日のジローナ戦では、FKから壁の下を通して相手の意表を突くシュートでゴール。1日のラス・パルマス戦でもゴール正面からのFKを決めた。
スペインのデータの専門家として知られる「ミスター・チップ」ことアレクシス・マルティン=タマヨ氏 によれば、過去30年間のリーガでは3試合連続でFKゴールを決めた選手は一人もいなかったという。メッシ自身は昨年1月にも公式戦3試合連続のFKゴールを決めたことがあったが、うち2試合はコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の試合だった。
また、アトレティコ戦のゴールを含めてメッシはFKでの得点が今季5点目。キャリアハイの数字となった。
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