アンドレス・イニエスタとジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、バルセロナを指揮していた際の“愛弟子”であるスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの獲得を望んでいるという。英紙『ミラー』が伝えた。
12歳のときバルサ下部組織に加入して以来、バルサ一筋でプレーしてきたイニエスタ。今年5月で34歳となるベテランMFは、昨年10月に「生涯契約」を結んだことが発表されており、現役引退までバルサでプレーすることが濃厚だとみられている。
だが『ミラー』がスペインからの情報として伝えたところによれば、イニエスタの契約は必ずしも拘束力を持つものではないという。1月にMFフィリッペ・コウチーニョが加入したことで、ピッチ上でのイニエスタの影響力は減少しつつあるという見方もあるとされている。
2008年から2012年までバルサを率いて黄金時代を築いたグアルディオラ監督は、その成功の中心的選手の一人だったイニエスタの状況を注視しているようだ。「イニエスタと再会できるチャンスがあれば飛びつくだろう」と、獲得への関心を抱いている様子が伝えられている。
就任2年目のグアルディオラ監督が率いるシティは、プレミアリーグ優勝のタイトル獲得に向けて順調に前進している。その強力なチームに、自身の哲学を体現する存在である選手をさらに加える可能性もあるのだろうか。
【了】