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乾貴士、今季4点目で「お辞儀パフォーマンス」披露。しかし10人相手に勝ちきれず

text by 編集部 photo by Getty Images

乾貴士
今季4点目を決めた乾貴士【写真:Getty Images】

【デポルティボ 1-1 エイバル リーガエスパニョーラ第27節】

 現地時間3日に行われたリーガエスパニョーラ第27節でエイバルはデポルティボと敵地で対戦し、1-1で引き分けた。MF乾貴士は2試合ぶりの先発で今季4点目を記録。74分までプレーしている。

 前々節のセルタ戦で決定機を逃すなどして厳しい評価を受けた乾は、先発復帰で結果を残した。11分、エイバルは右サイドからオレジャナが早めにクロス。DFとGKの間を抜けた速いボールに乾が合わせて今季4点目を決めた。乾は鮮やかなカウンターでチャンスをつくったチームメートとゴールを喜び、長友佑都ばりの「お辞儀パフォーマンス」を披露している。

 だが、その後はデポルティボに決定機をつくられる厳しい展開が続く。33分には同点弾を許した。右サイドからのクロスにアンドレがヘディングシュート。ポストに当たったボールがGKにはね返ってゴールに吸い込まれた。

 デポルティボは39分、大きなミスが出る。DFとの連係がうまくいかず、GKコバルのボールタッチが大きくなったところをジョルダンに狙われると、デポルティボ守護神はファウルで決定機を阻止。一発退場となり、デポルティボは10人となる。

 エイバルはその後、多くのシュートを放つが得点は決まらない。74分に乾が退いて交代枠を使い切ったが、降格圏に低迷するデポルティボから勝ち越しゴールを奪えなかった。

 試合は1-1のまま終了。攻め続けたエイバルだが、勝ち点3を得ることはできなかった。

【得点者】
11分 0-1 乾貴士(エイバル)
33分 1-1 オウンゴール(デポルティボ)

【了】

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