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ネイマール、手術をめぐりクラブと意見対立か。最終的な決定権はPSGに?

text by 編集部 photo by Getty Images

ネイマール
パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】

 負傷した右足の手術を受けるかどうかをめぐって、パリ・サンジェルマン(PSG)とFWネイマールとの間で意見が対立しているのかもしれない。ブラジル『UOL』が伝えている。

 ネイマールは現地時間25日に行われたフランス・リーグアン第27節のマルセイユ戦で右足を負傷。足首のねん挫および第五中足骨の亀裂と診断された。

 だが、いつプレーを再開できるかに関しては情報が錯綜している。手術を受けることで2ヶ月ほどの離脱になるとも報じられる一方で、PSGのウナイ・エメリ監督はそれを否定し、来週行われるチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦に出場できる可能性もわずかながらあるとコメントしている。

『UOL』によれば、ネイマール本人としては、ブラジル代表として臨むロシア・ワールドカップを万全の状態で迎えるため手術を望んでいるようだ。ブラジルサッカー連盟(CBF)も同じ考えだと思われる。だがPSGとしては、今季の残り期間のほとんどでネイマールを起用不可能となるため、手術に難色を示しているという。

 だが最終的には、手術を受けるかどうかの決定権はPSGにあるとも伝えられている。契約条項により、クラブに最終的な決定権があることが定められているようだ。

 一方、ネイマールの負傷はブラジル代表のスケジュールにも影響を及ぼしている。3月23日と27日にロシア代表、ドイツ代表との国際親善試合を予定しているブラジル代表は、この2試合への招集メンバーを今週発表することを予定していたが、ネイマールの状態について様子を見るため12日まで発表を延期することが決まったとのことだ。

【了】

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