ボルシア・ドルトムントのミチ・バチュアイ【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントでプレーするベルギー代表のFWミチ・バチュアイについてミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)がコメントしている。
バチュアイは今冬の移籍市場で今季終了までの期限付き移籍でチェルシーから加入した。これまで5試合に出場し5ゴール1アシストの活躍を見せるバチュアイは既にドルトムントサポーターの心を掴んでいる。
そんなバチュアイについてツォルク氏は独誌『キッカー』で「契約は何も変わっていない。それ以上に我々には不利に動いている」と残留について厳しい見解を示している。同氏はその理由を「彼が活躍する事で他のクラブが注目をしている。彼は多くのクラブの興味を引いている」と語った。
先日、独紙『ビルト』はドルトムントがバチュアイに対し6800万ユーロ(約86億4000万円)を支払って完全移籍で獲得する準備があると報じていた。一方で他のクラブもそれ以上の金額を支払う用意があると伝えている。
何とも皮肉なことにバチュアイが活躍すればするほどドルトムント残留の可能性が低くなっていきそうだ。
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