ドルトムントU-17に所属する13歳のユスファ・ムココ【写真:Getty Images】
ドルトムントの下部組織(U-17)に所属する13歳のFWユスファ・ムココが、現地時間25日に行われたホンブルッハーU-17戦でハットトリックを達成し4-0勝利に貢献した。これにより、U-17デビューから約半年で30得点に到達している。(16試合出場)
ムココは、2004年11月にカメルーン人の両親から生まれたドイツ国籍を持つ少年。11歳にしてザンクト・パウリのU-15カテゴリーでチームの中心としてゴールを量産し、昨年5月にドルトムントへ移籍した。
ドルトムントでもU-15チームでプレーすることになったムココは、21試合で33ゴールを記録する活躍を見せている。今季からはさらなる飛び級でU-17チームに引き上げられた。U-16ドイツ代表としてもデビューを果たしており、現在までに4試合出場で3得点を決めている。
12歳とは思えないほどの活躍を見せたことから、昨年ムココに年齢詐称疑惑が浮上した。しかし、ドルトムントが年齢を証明する書類を提出して、正真正銘12歳であると確認されている。
11月20日には13歳の誕生日を迎え、12月3日の試合を最後に中断期間を迎えていた。そして、再開後最初の試合となったホンブルッハーU-17戦で年間4度目のハットトリックを達成し、改めて実力が本物であることを証明している。
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