マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、ジョゼ・モウリーニョ監督が来季も指揮を執り続ける場合には移籍することになるのではないかとみられている。英紙『ザ・サン』が25日付で独占情報として伝えた。
ユベントスからユナイテッドに復帰して2年目のポグバは、負傷により離脱を強いられた時期もあったが、今季プレミアリーグで18試合に出場してリーグ3位の9アシストを記録。だがここのところ先発を外れる試合や途中交代する試合が相次ぎ、モウリーニョ監督との不仲も噂されている。
指揮官は不仲説を否定しているが、起用法への不満を抱えていると言われるポグバは、この夏にチームを去ることも検討しているという。「2人の関係はこれまでで最も悪化している。ポールはモウリーニョと同じ場所にいたくないという態度を明確にした」と、クラブ関係者によるものだというコメントが伝えられている。
ポグバの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は、夏の移籍に向けてレアル・マドリーとの交渉を行っているとのこと。ユナイテッドは来季に向けてニースのMFジャン・セリの獲得に関心を示している模様で、それもポグバの代役確保のためではないかとみられている。
一方、移籍先はマドリーではなく、2016年まで所属したユベントスへの復帰となる可能性もあるのかもしれない。仏紙『レキップ』は、移籍金1億500万ユーロ(約138億円)でユナイテッドへ移籍したポグバに対し、ユーベが6000万ユーロ(約79億円)で買い戻すことのできる契約条項が存在すると伝えている。だが、ポグバの高額年俸を考えればユーベ復帰は現実的ではないとの見方もある。
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