リバプールのモハメド・サラー【写真:Getty Images】
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、今季プレミアリーグで記録した左足でのゴール数が20点となり、リーグ記録を更新した。プレミアリーグ公式サイトが伝えている。
リバプールは現地時間24日に行われたプレミアリーグ第28節の試合でウェスト・ハムと対戦し、ホームで4-1の勝利。サラーは51分に左足でチームの2点目となるゴールを記録した。
公式戦6試合連続のゴールであり、プレミアリーグでは今季23点目。そのうち実に20点が左足で決めたものだ。残りは右足で2点と、ヘディングで1点を決めている。
同じリバプールのレジェンドであり、“ゴッド(神)”と呼ばれたロビー・ファウラー氏が1994/95シーズンに記録した左足での19ゴール(シーズン25ゴール中)という数字を上回るリーグ新記録となった。今季リーグ戦を10試合も残しての記録達成であり、さらにゴール数を伸ばす可能性は十分にある。
ちなみにリーグ公式サイトによれば、右足での最多ゴール記録はアラン・シアラー氏の29点。ファウラー氏と同じく1994/95シーズンに達成したものであり、シアラー氏は計34点でこのシーズンの得点王に輝いた。ヘディングでのシーズン最多ゴールは1997/98シーズンにエバートンのダンカン・ファーガソン氏が記録した9点となっている。
また、サラーはウェスト・ハム戦でのゴールにより今季公式戦37試合に出場して31得点。これは、現在バルセロナでプレーするFWルイス・スアレスがリバプールでの最終年となった2013/14シーズンに残した最終成績にどちらも並ぶ数字となった。
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