パチューカの本田圭佑【写真:Getty Images】
【パチューカ 2-1 レオン リーガMX後期第9節】
現地時間24日に行われたメキシコ1部リーグ後期第9節でパチューカはレオンをホームに迎え、2-1で勝利を収めた。本田圭佑はフル出場で、試合終了間際に決勝点を記録している。
勝ち点11で並ぶ11位パチューカと12位レオンの対戦。先発した本田は、何度かFKで直接ゴールを狙うシーンがあったが、クロスバーの上に外れたり、壁に当たるなどして、得点には至らない。
すると前半終了間際の43分、レオンに先制を許した。ロドリゲスがゴール前に出したパスにパチューカ守備陣の反応が遅れてボセッリに決められている。
1点を追うパチューカは、後半に反撃。65分、途中交代で入ったばかりのパラシオスが強烈なミドルシュートを突き刺して1-1となった。
69分には本田が魅せる。左からの横パスをペナルティエリア手前で受けた本田は、右足でコントロールして左足でミドルシュート。コースを狙った正確なシュートがゴールに向かうが、左のポストに嫌われて逆転弾とはならなかった。
その後はどちらにもチャンスがあるが、ゴールはなかなか生まれない。勝負が決まったのは、後半アディショナルタイムだった。PKを得たパチューカは、本田がキッカーを担当。GKをじっくり見て冷静に決めた。
本田はこれで今季リーグ戦7点目を記録。カップ戦では3ゴールを挙げており、2桁得点を達成している。
【得点者】
43分 0-1 ボセッリ(レオン)
65分 1-1 パラシオス(パチューカ)
90+3分 2-1 本田圭佑(パチューカ)
【了】