フォルトゥナ・デュッセルドルフの原口元気【写真:Getty Images】
ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する日本代表のFW原口元気は3試合連続で欠場する事が決定した。
現地時間23日、ドイツ・2部ブンデスリーガ第24節でデュッセルドルフはアウェイでレーゲンスブルクと対戦する。22日には前日記者会見が行われ、デュッセルドルフのフリートヘルム・フンケル監督は原口がベンチ外である事を発表した。
今冬の移籍市場でヘルタ・ベルリンからデュッセルドルフに加入した原口は3試合で1ゴール2アシストの数字を残している。しかし今月2日のザントハウゼン戦で相手選手と競り合った際に頭を強打して交代を余儀なくされた。
原口は20日からチーム練習に合流しているが21日の練習後に独メディア『エキスプレス』の取材に対し「監督と話し合って23日の試合には出場しないことを決めた」とコメントしている。また「めまいはもうなくなったが、グラウンドで走った時に違和感がある」とまだ完全に体調が戻っていないことを明らかにした。
ここ2試合勝ちのないデュッセルドルフにとって原口の欠場は大きな痛手になるだろう。しかし前節のフュルト戦で同点ゴールを奪ったFW宇佐美貴史の活躍が期待される。その宇佐美は独誌『キッカー』で9試合ぶりの先発出場と予想されている。
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