アヤックスのユスティン・クライファート【写真:Getty Images】
アヤックスでの活躍により評価を高めているU-21オランダ代表FWユスティン・クライファートは、かつて父親が在籍したバルセロナへ移籍する可能性もあるかもしれない。オランダ『デ・テレグラーフ』は、バルサのスタッフが同選手を視察に訪れていたと伝えている。
ユスティンは、アヤックスやバルサ、オランダ代表などでストライカーとして活躍したパトリック・クライファート氏の長男。デビュー当初は“二世選手”として注目されていたが、今ではそのプレーも高く評価され、マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得に関心を示していると報じられていた。
だが、18歳の有望株には他にも多くのクラブが注目しているようだ。オランダでの報道によれば、現地時間18日に行われたエールディビジ(オランダ1部)のズヴォレ戦では、バルサのテクニカルスタッフの一員である元スペイン代表のホセ・マリア・バケーロ氏が視察に訪れていたとのことだ。
バケーロ氏が視察対象としていたのはユスティンだけではないようだ。18歳のDFマタイス・デ・リフト、20歳のMFドニー・ファン・デ・ベーク、同じく20歳のMFフレンキー・デ・ヨングも含め、4人のオランダ人若手選手に目を向けていたとされている。
ユスティン自身は先日、オランダメディアのインタビューに対し、移籍を望むクラブとしてユナイテッドやバルサのほかアーセナル、トッテナム、チェルシーの名前を挙げ、レアル・マドリーに関しても「誘われればノーとは言えない」とコメントしていた。バルサでプレーした父親と同じ道を辿るのか、それとも別の道を選ぶのだろうか。
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