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柏、またも白星ならず…元ブラジル代表FWパトに同点弾許し勝ち点1どまり

text by 編集部 photo by Getty Images

柏レイソル
クリスティアーノのゴールで先制した柏レイソルだが…【写真:Getty Images】

【柏レイソル 1-1 天津権健 AFCチャンピオンズリーグ第2節】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節の試合が20日に行われ、柏レイソルはホームで中国の天津権健と対戦した。

 アウェイで韓国の全北現代と対戦した初戦では、前半で2点をリードしながらもまさかの逆転負けを喫した柏。ホーム初戦では確実に勝ち点3を獲得し、グループ突破に向けて状況を立て直したいところだった。

 近年の中国サッカー界で大きく躍進して初のACL出場を果たした天津は、元ケルンのFWアントニー・モデストやベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが先発に名を連ねる。ベンチには元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトも控えていた。

 柏は26分、右からのクロスに飛び込んだ江坂が相手からのキックを顔面に受けてPKを獲得。このプレーで得たPKをクリスティアーノが蹴ったが、甘いコースへのシュートをGKにセーブされ、絶好の先制チャンスを逃してしまう。

 だが37分から投入されたパトらにたびたびゴールを脅かされながらも前半を0-0で折り返した柏は、52分についに先制。右サイドの小池から低いクロスを受けたクリスティアーノがファーストタッチでボールを浮かせたあと、右足のボレーを突き刺した。

 そのまま逃げ切りたかった柏だが、最後まで耐えることはできなかった。88分、速攻で抜け出したモデストのシュートはGK中村が弾いたが、こぼれたボールにパトが反応。空いたコースに落ち着いて低いシュートを流し込み、試合を1-1のドローに持ち込んだ。

【得点者】
52分 1-0 クリスティアーノ(柏)
88分 1-1 パト(天津)

【了】

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