フランクフルトのピッチに投げ込まれたテニスボール【写真:Getty Images】
現地時間19日に行われたブンデスリーガ第23節のフランクフルト対RBライプツィヒ戦では、試合が月曜日に開催されることに対してサポーターが抗議活動を行い、前半後半それぞれの開始が遅延を余儀なくされた。独誌『キッカー』などが伝えている。
欧州の一部リーグでは毎節1試合程度が月曜日に行われることもあるが、ブンデスリーガではこれまで基本的に金曜日から日曜日にかけてリーグ戦が行われていた。今季は新たに月曜開催の試合が5試合設定され、この日の試合はそのひとつだった。
試合日時をずらすことで、ファンがより多くの試合をテレビ観戦できるようにするというのも理由のひとつだとされているが、スタジアムまで観戦に訪れるサポーターには平日である月曜日の開催は不評なようだ。観客席で行われた抗議活動のため、この試合のキックオフは約6分間遅らせられた。
さらに後半開始前には、観客席から大量のテニスボールが投げ入れられ、ピッチ上を埋めることになった。これにより後半のキックオフも遅延している。
この試合にはフランクフルトのMF長谷部誠も先発で出場。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によりPKが取り消されるなどの判定への不満も合わせて騒然とした雰囲気の中で行われたが、ホームのフランクフルトが2-1の逆転勝利を収めて3位浮上を果たした。
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