レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ここのところ好調にゴールを重ねているレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは、今季の公式戦での合計得点数でバルセロナのリオネル・メッシと「1点差」にまで迫り、時間あたりの得点率ではすでにメッシを大きく上回っている。スペイン紙『アス』が伝えた。
マドリー加入以来毎年のようにゴールを量産してきたC・ロナウドだが、今季はリーガエスパニョーラ開幕前のスペイン・スーパーカップで退場となった際に5試合の出場停止処分を受けたこともあり、大きく出遅れることになった。出場停止が明けてもなかなか調子は上がらず、マドリー加入以来「最悪のシーズン」だとして騒がれていた。
実際、C・ロナウドはリーガ前半戦をわずか4得点で折り返した。だがその一方で、チャンピオンズリーグ(CL)では順調にゴールを重ねて得点ランク首位。リーガでも後半戦に入って得点ペースを上げ、例年通りにゴール数を増やし始めている。
現時点でC・ロナウドは、リーガで12得点、CLで11得点、クラブ・ワールドカップで2得点、スペイン・スーパーカップで1得点の計26点を記録。一方のメッシは、リーガで得点ランク首位の20ゴールを挙げるなど計27得点。メッシが最近5試合無得点に終わっていることもあり、両者の差はわずか1点となった。
プレー時間あたりの得点数においては、C・ロナウドはメッシをすでに大きく上回っている。C・ロナウドは29試合の出場で26点を挙げ、約97分あたり1ゴール。一方のメッシは27得点を挙げるのに37試合を要しており、プレー時間では約115分あたり1ゴールとなっている。
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