試合中に倒れたもののプレーを続けたバフェティンビ・ゴミス【写真:Getty Images】
ガラタサライは現地時間18日、トルコ1部リーグの第22節でカスムパシャと対戦し、1-2で敗れた。この試合では、FWバフェティンビ・ゴミスが試合中に倒れ、場内が一時騒然としている。
チームのエースであるゴミスは、立ち上がりに問題が発生。相手との接触がないところでフラフラし始めると、ひざをつき、顔から地面に倒れ込んだ。意識がはっきりしていないようで、メディカルスタッフが駆けつけた。ただごとではない様子に、熱狂的なトルコのスタジアムが一時騒然となっている。
しかし、驚くべきことに、治療を終えたゴミスは交代せずに再びピッチへ。周囲の心配をよそに走り回っている。
元フランス代表のゴミスは、スウォンジー・シティに所属していた2015年にピッチ上で倒れたことがある。血管迷走神経反射性失神という持病があり、リヨン時代にも同様の症状で倒れていた。
スウォンジー時代に「健康上に問題はない」としていたゴミスは、結局フル出場した。プレー続行という判断は正しかったのだろうか。
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