バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間20日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグの試合でチェルシーと対戦する。FWリオネル・メッシにとっては、過去の対戦で非常に相性の悪い相手との対戦となる。
メッシのデビュー以来、バルサはCLでチェルシーと4回対戦。2005/06シーズンの決勝トーナメント1回戦、2006/07シーズンのグループステージ、2008/09シーズンの準決勝、2011/12シーズンの準決勝で対戦してきた。
メッシはその8試合全てに出場しているが、合計29本のシュートを放って1点も奪うことができていない。スポーツのデータ分析を手がける『Opta』によれば、メッシにとってはキャリアを通して対戦してきた全ての相手チームの中でワーストの記録だという。最後に対戦した2012年の試合ではPKも失敗している。
分が悪いのはチェルシーに対してだけではない。スペイン紙『アス』によれば、メッシはチェルシーの守護神であるGKティボー・クルトワからも8試合連続でゴールを奪うことができていない。
アトレティコ・マドリーでプレーしていたクルトワに対し、初対戦から3試合で6点を奪ったメッシだが、その後は沈黙。CLで2回、スーパーカップで2回、リーガエスパニョーラで3回、代表チームの2014年ワールドカップで1回対戦し、8試合連続の無得点に終わっている。
2013年のスペイン・スーパーカップでは、クルトワの守るゴールに対してもPKを失敗してしまったことがあった。ここのところ公式戦5試合連続でゴールのないメッシだが、苦手のチームとGKを相手に沈黙を破ることができるだろうか。
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