ガレス・ベイルとエデン・アザール【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールを獲得するため、FWガレス・ベイルの譲渡に加えて多額の移籍金を支払う条件を提示する考えだという。18日付の英紙『エクスプレス』が独占情報として伝えた。
アザールは以前からマドリーが獲得を狙い続けていると言われる選手であり、ジネディーヌ・ジダン監督とは「相思相愛」であることをともに公言している。今季終了後にも、アザールは夏の移籍市場でマドリーのNo.1ターゲットになるのではないかとみられている。
チェルシーとの契約が2019年までとなっているアザールは、新契約締結に向けた交渉が停滞している状況だという。そのことも、本人がマドリーへの移籍を望んでいる証拠ではないかとの見方が伝えられている。
一方のベイルは、これまでたびたびプレミアリーグ復帰の可能性が噂され、マンチェスター・ユナイテッドや古巣トッテナムからの関心が伝えられてきた。だがユナイテッドはFWアレクシス・サンチェスを獲得したことで、ベイルの獲得からは手を引くのではないかとみられる。
アザール獲得を熱望するマドリーは、そのベイルをチェルシーに譲渡することに加えて、差額として1億ポンド(約149億円)を支払うという条件を提示する考えだと『エクスプレス』は伝えている。1億ポンドだけでも、マドリーがベイルを獲得した際の移籍金クラブ史上最高額を上回る金額となる。
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